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07.ファイルを移動する

 
UPDATE:2007/12/17    
 



ワイルドカードを使用して、複数ファイルを移動することもできます。(sample4)

sample4では C:\Workに存在するテキストファイル(*.txt)を C:\Work2 に移動します。
複数のファイルを移動する場合は、移動先のパスにフォルダを指定してください。

sample1

PS C:\Work> Move-Item C:\Work\*.txt C:\Work2

ファイルを移動するには、Move-Item コマンドレットを使用します。

基本構文は

Move-Item 移動元パス 移動先パス

です。
移動先にすでにファイルが存在する場合は、エラーとなることに注意してください。

sample2

PS C:\Work> Move-Item C:\Work\A.txt C:\Work2\A.txt

移動先にすでにファイルがある場合でも、移動元のファイルを移動させるには -force パラメータを使用します。

構文は下記のとおりです。

Move-Item 移動元パス 移動先パス -force

この場合は、既に存在するファイルに上書きするような形で移動が行われます。
元の情報を失っては困る場合は -force パラメータを使用しないようにしてください。

sample3

PS C:\Work> Move-Item C:\Work\A.txt C:\Work2\A.txt -force

ファイル移動時に確認メッセージを表示させるには -confirm パラメータを使用します。

sample4

PS C:\Work> Move-Item C:\Work\A.txt C:\Work2\A.txt -confirm

確認
この操作を実行しますか?
対象 "項目: C:\Work\A.txt 移動先: C:\Work2\A.txt" に対して操作 "ファイルの移動" を実行しています。
[Y] はい(Y) [A] すべて続行(A) [N] いいえ(N) [L] すべて無視(L) [S] 中断(S) [?] ヘルプ (既定値は "Y"):