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Update 2018/10/07
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03.変数で、変数にはデータの種類があり、この種類をデータ型と呼ぶと説明しました、
ここでは、データ型について詳しくみていきましょう。
データ型を指定して変数を宣言すると、その変数に文字を入れるのか数字を入れるのかを明確にすることができます。
データ型を指定するには、以下の書式で変数の宣言をします。
Dim 変数名 As データ型
例えば、整数を入れることができるデータ型は「Integer」というキーワードを使用します。変数 num をInteger型で宣言するには以下のように記述します。
Sub 練習()
Dim num As Integrer
End Sub
num には整数を入れることができますので、以下のように書くと、変数 num には「7」が代入されます。
Sub 練習()
Dim num As Integrer
num = 7
End Sub
変数 num は Integer型 で宣言をしました。
この num に 「あいうえお」という文字列を代入したらどうなるでしょうか?
Sub 練習()
Dim num As Integrer
num = "あいうえお"
End Sub
実行ボタンをクリックすると、以下のように「型が一致しません。」というエラーが表示されます。
このように、データ型を指定して宣言をすることで、不正な値が入らないようになります。
現時点では、変数は定義(宣言)しなくても使用することができます。
変数を定義してから使用するようにするには、ファイルの一番上に「Option Explicit」というキーワードを書きます。
Option Explicit
Sub 練習()
a = 3
End Sub
上記のコードを実行すると、変数 a は定義せずに使用しているので「変数が定義されていません」というメッセージが表示されます。
このように、Option Explicitを使用することで、変数の定義を強制することができます。
VBAで使用可能な代表的なデータ型を以下に示します。
代表的なデータ型データ型 | 説明 |
---|---|
Integer | -32,768~32,767の整数 |
Long | -2,147,483,648~2,147,483,647の整数 |
Single(単精度浮動小数点数) | 負の値は -3.402823E38 〜 -1.401298E-45、正の値は 1.401298E-45 〜 3.402823E38 |
Double (倍精度浮動小数点数) | 負の値は -1.79769313486231E308 〜 -4.94065645841247E-324、正の値は 4.94065645841247E-324 〜 1.79769313486232E308 |
Currency | -922,337,203,685,477.5808 ~ 922,337,203,685,477.5807 |
String | 0 〜 約 20 億文字 |
String * 文字数 | 1 〜 約 65,400 文字。「String * 5」とすると最大5文字代入できる変数になる。 |
Date | 100 年 1 月 1 日 ~ 9999 年 12 月 31 日。日付や時刻は#で囲んで代入できる。ymd = #11/1/2018 9:00:00 AM# |
Boolean | TRUE または FALSE |