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03.論理演算子

 
UPDATE:2007/11/22    
 


 PowerShellで使用できる論理演算子は以下のものがあります。

演算子 説明
-and 論理積
-or 論理和
-not 論理否定
! 論理否定


-and 演算子
-and 演算子は、2 つの引数を評価し、両方の引数が真であるときのみ、True を返します。

たとえば
$a = (2 -gt 1) -and (5 -gt 2)
これは
「2は1より大きい且つ5は2より大きい」を$aに代入します。
この式は満たされるのでTrueとなります。

sample1

PS C:\Users\HIRO> $a = (2 -gt 1) -and (5 -gt 2)
PS C:\Users\HIRO> $a
True

-or 演算子
-or 演算子は、2 つの引数を評価し、どちらか一方または両方の引数が真であるときに、True を返します。

たとえば
$a = (2 -gt 1) -or (5 -gt 2)
これは
「2は1より大きい または 5は2より大きい」を$aに代入します。
この式は満たされるのでTrueとなります。

$a = (1 -gt 2) -or ( 2 -gt 5)
「1は2より大きい または 5は2より大きい」を$aに代入します。
この式は両方とも満たされないのでFalseとなります

sample2

PS C:\Users\HIRO> $a = (2 -gt 1) -or (5 -gt 2)
PS C:\Users\HIRO> $a
True

PS C:\Users\HIRO> $a = (1 -gt 2) -or (2 -gt 5)
PS C:\Users\HIRO> $a
False

-not演算子および!演算子
-not演算子および!演算子は、式が偽かどうかを評価します。つまり式がTrue の場合はFalseを、式がFalseの場合にはTrueを返します。

たとえば
$a = -not (2 -gt 1)
これは
「2は1より大きい」の式が偽であるかを評価し$aに代入します。
この式は満たされる(真)のでFalseが代入されます。

sample3

PS C:\Users\HIRO> $a = -not (2 -gt 1)
PS C:\Users\HIRO> $a
False