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= | 指定した値を変数の値に設定します。 |
+= | 指定した値を変数の値に加算するか、指定した値を既存の値に追加します。 |
-= | 指定した値を変数の値から減算します。 |
*= | 指定した値で変数の値を乗算するか、指定した値を既存の値に追加します。 |
/= | 指定した値で変数の値を除算します。 |
%= | 指定した値で変数の値を除算し、余り (法) を変数に代入します。 |
= 代入演算子
単一の値を代入するには
変数名(先頭が$で始まる) = 値
という書式で行います。
sample1では、$aに数値、$bに文字列(値を2重引用符で囲む)、$cに文字列の配列(カンマで区切ることで配列となる)代入しています
sample1PS C:\Users\HIRO> $a = 3 |
+= 代入演算子
+=代入演算子は、変数の値を増加(インクリメント)または追加します。
$a += 3 と記述した場合、この式は $a = $a + 3 と同等です。
$a に 2が代入されている場合は、この式の結果は 5となります。
また、文字(列)の場合は、追加をします。
たとえば $b に"Hel" が代入されている場合
$b = $b + "lo" は "Hello"を返します。
sample2PS C:\Users\HIRO> $a = 2 |
-= 代入演算子
-=代入演算子は、変数の値を減少(デクリメント)します。
この演算子は文字列には使用することができないことに注意してください。
$a -= 3 と記述した場合、この式は $a = $a - 3 と同等です。
$a に 5が代入されている場合は、この式の結果は 2となります。
sample3PS C:\Users\HIROKI> $a = 5 |
*= 代入演算子
*=代入演算子は、演算子の右側に記述した値で乗算を行います。
$a *= 3 と記述した場合、この式は $a = $a * 3 と同等です。
$a に 5が代入されている場合は、この式の結果は 15となります。
文字列の場合には、演算子の右側に記述した値の文だけ文字列が繰り返されます。
sample4PS C:\Users\HIRO> $a = 5 |
/= 代入演算子
/=代入演算子は、演算子の右側に記述した値で除算を行います。
この演算子は文字列には使用することができないことに注意してください。
$a /= 3 と記述した場合、この式は $a = $a / 3 と同等です。
$a に 6が代入されている場合は、この式の結果は 2となります。
sample5PS C:\Users\HIRO> $a = 6 |
%= 代入演算子
/=代入演算子は、演算子の右側に記述した値で除算を行い、余りを代入します。
この演算子は文字列には使用することができないことに注意してください。
$a %= 3 と記述した場合、この式は $a = $a % 3 と同等です。
$a に 7が代入されている場合は、この式の結果は 1となります。
sample6PS C:\Users\HIRO> $a = 7 |