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02.コントロールを配列で管理する

UPDATE:2004/06/11 

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　VB6ではコントロール配列がありましたが、.NETでは無くなってしまいました。フォーム上に配置されたコントロールを配列で管理するサンプルを紹介します。

手順
1)ボタンを１０個管理するために、配列で宣言する
2)フォーム上の１０個のボタンを配列に格納する
3)For ～ Nextで１０個のボタンにイベントを登録
3-1)イベントハンドラの登録
　　イベントハンドラはAddHandlerで登録します。
　　　　 AddressOfの右側に結びつけるメソッド名を記述します。
4)クリックされたボタンを特定する
　引数「sender」には、呼び出しもとのコントロールの情報が入っています。
　 CType(sender,Button)とすることで、呼び出しもとのボタンのプロパティをすべて取得することができます。
　ここでは、Textプロパティを取得して、MessageBox.Showで確認しています。

　
サンプル
'1)ボタン１０個分の配列を準備
Private btnArray(9) As Windows.Forms.Button

Private Sub Form1_Load(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles MyBase.Load

    Dim I As Integer

    '2)フォーム上の１０個のボタンを配列に格納する
    btnArray(0) = Button1;
    btnArray(1) = Button2;
    btnArray(2) = Button3;
    btnArray(3) = Button4;
    btnArray(4) = Button5;
    btnArray(5) = Button6;
    btnArray(6) = Button7;
    btnArray(7) = Button8;
    btnArray(8) = Button9;
    btnArray(9) = Button10;

    For I = 0 To 9

        '3-1)イベントハンドラの登録
        AddHandler btnArray(I).Click, AddressOf ButtonClick

    Next

End Sub

Private Sub ButtonClick(ByVal sender As Object, ByVal e As System.EventArgs)
    '4)クリックされたボタンを特定する
    MessageBox.Show(CType(sender, Button).Text)
End Sub
 

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