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UPDATE:2009/04/01   

HOME > PowerShell V2 > 導入と基礎 > コマンドレット

PowerShell V2 

02.パラメータ

 

 コマンドレットはそのほとんどが


PS> コマンドレット名[Enter]

と入力することで実行できます。

 このほかに、コマンドプロンプトと同様にスイッチやパラメータを指定して細やかな制御を行うことが可能です。


基本構文

 コマンドレット名 [[-パラメータ名1] パラメータ名1に対する値] [[-パラメータ名2] パラメータ名2に対する値]...


 パラメータおよびその間はスペースで区切ります。また[]は省略が可能なことを意味しています。



位置パラメータ

 コマンドレットは、パラメータを省略して、値だけを指定することが可能です。

 この場合は、引数の位置からどのパラメータの値であるかを判断します。

 これをを位置パラメータと呼びます。


 たとえば下記は、-pathパラメータに C:\Work\* を、-Includeパラメータに *.xmlを指定しています。


PS> Get-ChildItem -path C:\work\* -Include *.xml

 上記は、パラメータを省略して下記のように記述することが可能です。


PS> Get-ChildItem C:\work\* *.xml

 このように記述した場合は、1番目の引数"C:\Work\*"は-Pathパラメータ、2番目の引数は-Includeパラメータとして取り扱われます。

 このように、パラメータにはポジションがあると言うことを覚えておいてください。

 パラメータ名を指定する場合には、その順番を入れ替えることも可能です。

 たとえば先ほどのコマンドレットは


PS> Get-ChildItem -Include *.xml -path C:\work\*

として、-Path と -Include パラメータの位置を入れ替えて指定することも可能です。



スイッチパラメータ

 また値を指定しないでパラメータ名だけを記述するスイッチパラメータと呼ばれるものがあります。

 たとえば下記では -recurse がスイッチパラメータとなります。


PS> Get-ChildItem C:\Work -recurse


 コマンドレットによって使用できるパラメータは異なります。

 どのようなパラメータが備わっているかを確認するにはGet-Helpコマンドレットを使用します。詳細については使用方法を調べる