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おそらくプログラミングを経験したことがない管理者の方もPowerShellを使用することが想定されますので、変数とは何かについて説明したいと思います。
変数とは、ある値を記憶するための箱のことです。この箱はコンピュータのメモリと呼ばれる場所に作成されます。(ベタな説明で済みません..)
では、なぜ箱が必要なのか?
PowerShellでは対話形式でコマンドを実行することが可能なのですが、毎回同じデータ(数値や文字列)を入力するのは面倒ですよね?ましてやたくさんのデータを覚えておくのは大変です。
変数を使うとデータを記憶させておいて使い回すことが可能になります。
変数には名前が必要です。変数に名前をつけることで、「この変数の値を取り出したい」とか「この変数の値を変えたい」ということが出来るようになります。
たとえば、変数Aと変数Bを準備して足し算をする例で見てみましょう。
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上記は変数Aには2を、変数Bには3をしまっています。(ちなみに、変数に値をしまうことを代入と呼びます。)
PowerShellでの代入は、=(イコール)の左辺に変数を、右辺には代入する値を記述します。(PowerShellでの変数は先頭に$をつけて表します)
そして足し算を行う場合には + 演算子を使用して下記のように記述します。実行を行うと足し算をした結果が表示されます。
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なんとなく変数についてイメージすることが出来たでしょうか? 演算子などについては別のカテゴリで説明しますので、今は深く知らなくても問題ありません。 変数について理解が出来たら次へ進みましょう。