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UPDATE:2009/04/10   

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PowerShell V2 PowerShell V2 CTP3 

01.変数とは何か

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 おそらくプログラミングを経験したことがない管理者の方もPowerShellを使用することが想定されますので、変数とは何かについて説明したいと思います。


 変数とは、ある値を記憶するための箱のことです。この箱はコンピュータのメモリと呼ばれる場所に作成されます。(ベタな説明で済みません..)

 では、なぜ箱が必要なのか?

 PowerShellでは対話形式でコマンドを実行することが可能なのですが、毎回同じデータ(数値や文字列)を入力するのは面倒ですよね?ましてやたくさんのデータを覚えておくのは大変です。

 変数を使うとデータを記憶させておいて使い回すことが可能になります。

 変数には名前が必要です。変数に名前をつけることで、「この変数の値を取り出したい」とか「この変数の値を変えたい」ということが出来るようになります。


 たとえば、変数Aと変数Bを準備して足し算をする例で見てみましょう。


PS> $a = 3
PS> $b = 2

 上記は変数Aには2を、変数Bには3をしまっています。(ちなみに、変数に値をしまうことを代入と呼びます。)

 PowerShellでの代入は、=(イコール)の左辺に変数を、右辺には代入する値を記述します。(PowerShellでの変数は先頭に$をつけて表します)

 そして足し算を行う場合には + 演算子を使用して下記のように記述します。実行を行うと足し算をした結果が表示されます。


PS> $a + $b
5

 なんとなく変数についてイメージすることが出来たでしょうか? 演算子などについては別のカテゴリで説明しますので、今は深く知らなくても問題ありません。 変数について理解が出来たら次へ進みましょう。





 
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