ここでは、VBAでセルの結合や解除をする方法について説明します





01.セルの結合をするには?

セルの結合をするには、RangeオブジェクトのMergeメソッドを使用します。

書式を以下に示します。

Range("セルを結合する範囲").Merge

例えば、A1セル〜A5セルまでを結合したい場合は、以下のようにします。

    Range("A1:A5").Merge

実行例を以下に示します。

A1〜A5までが結合されていることがわかります。



02.セルの選択範囲を行ごとに結合するには?

任意の範囲を列ごとに結合するには、Mergeメソッドの引数 Across に Trueを指定します。

Range.Merge("セルの範囲").Merge true

以下は、A1〜C5の範囲のセルを行ごとに結合します。

    Range("A3:C3").Value = Range("A1:C1").Value

実行例を以下に示します。

A1〜C1、A2〜C2、A3〜C3、A4〜C4、A5〜C5が結合されていることがわかります。



03.セルの結合を解除するには?

セルの結合を解除するには、以下書式のようにUnMergeメソッドを使用します。

expression.UnMerge

expressionには、ActiveCellやRannge, Cellなどを使用して、結合セルを指定します。

以下は、A3の結合セルを解除する例です。

    Range("A3").UnMerge


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