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Update 2018/12/15
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ここでは、VBAでセルの結合や解除をする方法について説明します
セルの結合をするには、RangeオブジェクトのMergeメソッドを使用します。
書式を以下に示します。
Range("セルを結合する範囲").Merge
例えば、A1セル〜A5セルまでを結合したい場合は、以下のようにします。
Range("A1:A5").Merge
実行例を以下に示します。
A1〜A5までが結合されていることがわかります。
任意の範囲を列ごとに結合するには、Mergeメソッドの引数 Across に Trueを指定します。
Range.Merge("セルの範囲").Merge true
以下は、A1〜C5の範囲のセルを行ごとに結合します。
Range("A3:C3").Value = Range("A1:C1").Value
実行例を以下に示します。
A1〜C1、A2〜C2、A3〜C3、A4〜C4、A5〜C5が結合されていることがわかります。
セルの結合を解除するには、以下書式のようにUnMergeメソッドを使用します。
expression.UnMerge
expressionには、ActiveCellやRannge, Cellなどを使用して、結合セルを指定します。
以下は、A3の結合セルを解除する例です。
Range("A3").UnMerge