04.セルの結合や解除をするには?」 ではセルの結合方法や解除方法について説明しました。

ここでは、結合されているセルについて調べる方法を説明します。





01.セルの結合をするには?

セルが結合されているかを調べるには、MergeCellsメソッドを使用します。

MergeCellsメソッドは、指定されたセルが結合セルの一部であるときに True を返します。

書式を以下に示します。

expression.MergeCells

expressionには、ActiveCellやRannge, Cellなどを使用して、調べたいセルを指定します。

以下はB2セルが結合セルの一部になっているかを調べる例です。

    If Range("B2").MergeCells Then
    MsgBox "セルが結合されています"
End If

実行例を以下に示します。



02.セルの結合範囲を調べるには?

指定したセルが結合しているとき、どこからどこまでが結合範囲かを調べるには MergeAreaプロパティAddressプロパティを使用します。

expression.MergeArea.Address

以下は、B2セルが結合されているときに、その結合範囲を調べる例です。

    If Range("B2").MergeCells Then
    MsgBox Range("B2").MergeArea.Address
End If

実行例を以下に示します。



03.セルの結合範囲を調べるには?

結合されているセルの行数や列数を調べるには MergeAreaプロパティRows.CountプロパティColumns.Countプロパティを使用します。

expression.MergeArea.Rows.Count '結合されているセルの行数
expression.MergeArea.Columns.Count '結合されている列数

以下は、A1〜C5までが結合されているときに、その行数や列数を調べる例を示します。

    If Range("B2").MergeCells Then
    MsgBox "結合されている行数は" & Range("B2").MergeArea.Rows.Count & vbCrLf & _
            "結合されている列数は" & Range("B2").MergeArea.Columns.Count
End If

実行例を以下に示します。





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