08.テキストを選択状態にするには？

任意の位置のテキストを選択状態にするには、はじめにCursorPosition プロパティを使用してカーソル位置を設定し、SelectionLength プロパティで、選択状態にする文字数を指定します。

以下にXamlでの例を示します。この例では、「Hello, Xamarin!!」の「Xamarin」を選択状態にします。

MainPage.xaml

  <Entry Text="Hello, Xamarin!!" CursorPosition="7" SelectionLength="7" />

次に、コードビハインドでの実装例を以下に示します。

10行目でカーソルを7文字目に置き、12行目で7文字分を選択状態にします。

MainPage.xaml.cs

  namespace entrySample08
{
    public partial class MainPage : ContentPage
    {
        public MainPage()
        {
            InitializeComponent();

            // 7文字目にカーソルを置く
            entry1.CursorPosition = 7;
            // 7文字選択状態にする
            entry1.SelectionLength = 7;
        }
    }
}

実行例を以下に示します。