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02.セキュリティーポリシーを設定する

 
UPDATE:2007/11/19    
 


 スクリプトファイル(*.ps1)を実行するには、セキュリティーポリシーがスクリプトの実行を許可する設定になっている必要があります。

 セキュリティーポリシーは Get-ExecutionPolicy コマンドレットで確認することができます。

 セキュリティーポリシーには下記のものがあります。

Restricted 構成ファイルの読み込みやスクリプトの実行を行いません。 既定値は "Restricted" です。 
AllSigned すべてのスクリプトと構成ファイルが信頼された発行元によって署名されていることを要求します (ユー ザーがローカル コンピュータに書き込むスクリプトを含む)。
RemoteSigned インターネットからダウンロードされたすべてのスクリプトおよび構成ファイルが、信頼された発行元によって署名されていることを要求します。
Unrestricted すべての構成ファイルを読み込み、すべてのスクリプトを実行します。 インターネットからダウンロ ードされた署名されていないスクリプトを実行する場合、スクリプトを実行する前に確認を求められます。


スクリプトの実行および開発が行えるよう、セキュリティーポリシー(ここではRemoteSigned)を設定します。

sample1 のように入力し、セキュリティーポリシーを設定してください、

注意) Windows Vistaでは「管理者として実行」でPowerShellを起動していない場合は、セキュリティポリシーの設定に失敗するようです。

sample1

PS C:\Users\HIRO > Set-ExecutionPolicy RemoteSigned

セキュリティーポリシーを設定したら、きちんと設定できているかをGet-ExecutionPolicyコマンドレットで確認します。

sample2

PS C:\Users\HIRO > Get-ExecutionPolicy
RemoteSigned