HIRO's.NET

VB.NET, C#, PowerShell Tipsサイト

 VB.NET, C#, PowerShellを使用しているエンジニアのためのサイト。

 基本的な使用方法から開発で役立つTipsまで幅広く取り扱っています。

HIRO's.NET RSSHIRO's.NET RSS


PowerShellの開発でお困りのことはありませんか?
そんな悩みは当サイトで解決!!

HOME > PowerShell Tips > スクリプトの基礎 Tips メニュー

04.スクリプトファイルへ値を渡すには

 
UPDATE:2007/12/05    
 



PowerShellではスクリプトファイルへ値を渡すことができます。
渡された値は $args 変数へ格納されます。

まずは sample1のように入力し、test1.ps1 として保存してください。

sample1

$args[0]
$args[1]

次に

./test1.ps1 3 5

と入力し、スクリプトファイルへ"3"と"5"を渡してみます。

結果として"3"と"5"が返されます。
このようにスクリプトファイルに対し値を渡すことが可能です。

sample2

PS C:\Work> ./test1.ps1 3 5
3
5

次に、外部から2つの値受け取りを足し算する関数(Tashizan)を持つスクリプトファイルを作成してみます。

sample3のように入力し test2.ps1 として保存してください。

スクリプトファイルの中の

Tashizan $args[0] $args[1]

は、外部から受け取った値2つ($argsに格納される)を関数Tashizanへ渡しています。

sample3

function Tashizan ($x, $y){
return $x + $y
}

Tashizan $args[0] $args[1]

test2.ps1 の実行結果は sample4 のとおりです。

"3"と"5"を渡した結果、足し算が行われて"8"を返しています。

sample4

PS C:\Work2> ./test2.ps1 3 5
8