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Silverlightのオブジェクトを表示するには、XAMLファイルに表示内容を記述する必要があります。
そして、そのXAMLファイルには、少なくとも1つはキャンバスオブジェクトが必要です。
キャンバスオブジェクトは
<Canvas xmlns="http://schemas.microsoft.com/client/2007" xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"> </Canvas>
のように記述し、<Canvas>~</Canvas>の間に描画する要素(円、矩形、テキストなどのオブジェクト)を追加していきます。
上記の<Canvas>~</Canvas>はお決まりですので、コピーして使うとよいでしょう。
今回はsample2というフォルダを作成して、前回使用したファイル群をコピーしXAMLファイルだけ入れ替えて使用したいと思います。
オブジェクトの追加方法を練習するために、キャンバスに円を描いてみたいと思います。
まずは円を描くために<Ellipse>を追加します。
XAMLファイルを下記のようにしてください。
<Canvas xmlns="http://schemas.microsoft.com/client/2007" xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"> <Ellipse Height="100" Width="100" Stroke="Black" StrokeThickness="3" Fill="Blue" /> </Canvas>
<Ellipse>タグの要素について説明します。
Heightは円の高さ、Widthは円の幅を表しており、現在は1:1で指定しているので円になります。比率を変えることで楕円を描くこともできます。
Strokeは線の色を表します。
StrokeThicknessは線の太さを表します。
Fillは塗りつぶしの色を表します。
このように、表示するオブジェクトは<Canvas>~</Canvas>に追加するということを覚えておいてください。
今回のサンプルの実行結果はこちらで確認することができます。
今回のサンプルファイルのダウンロードはこちらからどうぞ。