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04.n次元配列を使用する

 
UPDATE:2007/11/19    
 



配列変数を使用するで、

変数名 = @(要素, 要素, 要素, .......)

で配列を作成することができることを示しました。

n次元配列では、これを利用して配列の中に配列を作成します。
つまり上で示した書式の要素に@(要素, 要素...)を含めることで、n次元配列を作成します。

sample1では要素数が2 x 2の配列を作成しています。
(1つ目の要素に@(1,2)を2つ目の要素に@(3,4)として配列を作成)

sample1

PS C:\Users\HIRO> $a = @(@(1,2), @(3,4))

n次元配列の各要素へアクセスするには、[]で要素番号を指定します。
([]の数は次元数によって変化します。)

sample2は sample1で代入したそれぞれの要素へアクセスする例です。

sample2

PS C:\Users\HIRO> $a[0][0]
1
PS C:\Users\HIRO> $a[0][1]
2
PS C:\Users\HIRO> $a[1][0]
3
PS C:\Users\HIRO> $a[1][1]
4

また、変数名[Enter] と入力すると、現在代入されている値すべてが表示されます

sample3

PS C:\Users\HIRO> $a
1
2
3
4

値を代入するには sample3(a[0][1]に5を代入)のようにします。

sample4

PS C:\Users\HIRO> $a[0][1] = 5