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05.テキストファイルを作成する Part3

 
UPDATE:2007/12/12    
 



sample1 はファイルが既に存在する場合は、上書きできないようにする例です。
上書きできないようにするには、-NoClobberパラメータを使用します。

すでにファイルが存在する場合には、sample1のようにエラーが返されます。

sample1

PS C:\Work> "ABCDEF" | Out-File sample.txt -NoClobber

Out-File : ファイル C:\Work\sample.txt は既に存在しますが、NoClobber が指定されました。
発生場所 行:1 文字:20
+ "ABCDEF" | Out-File <<<< sample.txt -NoClobber

sample2は出力行の文字数を制限する例です。
1行に出力可能な文字数を制限するには、-widthパラメータを使用します。

sample2では Get-Processの取得結果を、1行に30文字という制限をかけてProcess.txt に書き込んでいます。(1)
次にGet-Contentコマンドレットで書き込まれた内容を確認しています。(2)
1行に30文字という制限をかけたため Get-Process の取得結果であるWS(K),VM(M),CPU(s),Id ProcessName が書き込まれなかったため、警告メッセージも書き込まれています。

sample2

PS C:\Work> Get-Process | Out-File Process.txt -width 30      (1)
PS C:\Work> Get-Content Process.txt (2)

警告: 4 個の列が表示に収まらないため、削除されました。

Handles NPM(K) PM(K) WS(K)
------- ------ ----- -----
104 5 1316 640
66 3 1472 488
76 3 2084 604
256 38 5724 968
317 7 4436 320
192 5 4160 476
117 5 3248 3232
265 11 13588 15864
791 7 8836 10628
215 13 2812 3920