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ファイルを削除するには Remove-Item コマンドレットを使用します。
基本構文は
Remove-Item 削除するファイル
です。
sample1では C:\Work にある A.txt を削除します。
sample1PS C:\Work> Remove-Item C:\Work\A.txt |
ワイルドカードを使用して、複数のファイルを削除することも可能です。
sample2では C:\Work にある *.txt ファイルを削除します。
sample2PS C:\Work> Remove-Item *.txt |
ファイルを削除するときに確認メッセージを表示するには、-confirm パラメータを使用します。(sample3)
複数のファイルを削除する場合は、1ファイルずつ確認が行われます。
確認メッセージの「[A]すべて続行(A)」を選択すれば、一気に削除することができます。
sample3PS C:\Work3> Remove-Item *.txt -Confirm |
次に特定のファイルを除いて削除する方法を紹介します。
特定のファイルを除外するには -exclude パラメータを使用します。
sample4 では file*.txt と folder*.txt のファイルがそれぞれ3つずつあります。(1)
-excludeパラメータを使用して、ファイル名が folder で始まるファイルを除いて削除します。(2)
結果を見てみると、folder*.txt のファイルを残して削除がされていることがわかります。
sample4PS C:\Work3> Get-ChildItem ---(1) |
次に、読み取り専用ファイルや隠しファイルを削除する方法を紹介します。
読み取り専用ファイルや隠しファイルを削除するには、-forceパラメータを使用します。
-forceパラメータを使用せずに削除しようとした場合には(1)のようにエラーが表示されます。
-forceパラメータを使用することで、削除ができます。(2)
sample5PS C:\Work> Remove-Item Test.txt ---(1) |