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「04.配列変数」で配列変数の作成方法がわかりました。ここでは配列変数に格納されている各値へのアクセス方法について説明します。
「04.配列変数」の説明では、配列をキャビネットの引き出しとしてイメージしました。
配列変数を作成すると、それぞれの引き出しに番号がつけられます。この番号を要素番号と呼びます。
この番号は0からはじまるので、一番大きな番号は代入した要素の数から1を引いたものとなります。3つの引き出しがある場合は要素番号は0~2となります。
要素番号について理解できたので、今度は各要素から値を取り出してみましょう。
まずは下記のようにして配列変数を作成します。
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これで変数Aには1,2,3の値が代入されたことになります。
各要素へのアクセスは
変数名[要素番号]
とします。
たとえば、要素番号が1の値を参照するには
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とします。
また、値は書き換えることも可能です。
値を書き換える場合は
変数名[要素番号] = 代入する値
とします。
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要素番号に-1を指定する
要素番号に-1を指定すると、一番最後の要素にアクセスすることが出来ます。
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ちなみに、要素番号に-2を指定すると最後から2番目の要素へアクセスすることが出来ます。
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特定複数の要素を一度に取り出す
たとえば要素番号が0と2の要素にアクセスしたい場合は、[]の中にアクセスしたい要素番号をカンマで区切って指定します。
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範囲を指定して取得する
たとえば要素番号が1~2までといったように範囲を指定して取り出すには、範囲演算子(ドットを2個続けて書いたもの)で指定します。
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